鳥取市議会 2021-12-01 令和3年 12月定例会(第4号) 本文
新型コロナウイルスの感染症が拡大した2020年度の文部科学省の問題行動・不登校調査で、不登校と小・中・高生の自殺が過去最多となったと公表されました。いじめ件数は、小・中・高などで、学級閉鎖などで軒並み減少したと発表しています。あわせて、人と人との距離が広がる中で、不安や悩みを相談できない子供たちがいる可能性があると指摘しております。
新型コロナウイルスの感染症が拡大した2020年度の文部科学省の問題行動・不登校調査で、不登校と小・中・高生の自殺が過去最多となったと公表されました。いじめ件数は、小・中・高などで、学級閉鎖などで軒並み減少したと発表しています。あわせて、人と人との距離が広がる中で、不安や悩みを相談できない子供たちがいる可能性があると指摘しております。
昨年10月、文科省問題行動・不登校調査を発表されました。2018年度の実績でございます。それによりますと、鳥取県のいじめの認知件数の内訳は、小学校が1,432件、前年比915件の増であります。中学校は461件、前年比219件の増、高校は59件、前年比14件の増、特別支援学校は26件、前年比14件の減でございます。回収率は95.4%で全国平均を上回った。
全国の国公立小・中学校と高等学校、特別支援学校における児童・生徒の2018年度のいじめ認知件数は、文部科学省の問題行動・不登校調査によると約54万4,000件で、過去最多であったようであり、昨年度から31.3%、約13万件の大幅な増加であります。
文部科学省が2017年度の問題行動と不登校調査の結果を昨年秋に公表しました。県内全ての小・中・高等学校と特別支援学校で確認されたいじめは884件で、前年度を250件上回りました。その中で重大事項は5件あり、暴力行為は小、中、高ともに倍増しており、421件と過去最多の件数でした。
文部科学省が発表しました2017年度の問題行動・不登校調査で、鳥取県内の国公私立小・中・高、特別支援学校で確認されたいじめは、前年度より250件増の844件で、記録の残る1997年度以降最多でございました。2013年施行のいじめ防止対策推進法が定める重大事態は5件。暴力行為は小学校で倍増するなどして、小・中・高合わせて421件、前年度は289件と、過去最多でありました。